シミってなんでできるの？原因と対策を真面目に考えました。

シミはどうしてできてしまうのでしょうか。。。
このシンプルな疑問を解決すべく、編集部がシミの原因と、本当に効果のあるシミ対策は何なのかを調査しました。
今あるシミの対策とこれからの予防のために、シミの原因について知っておきましょう。

シミの原因

原因その１：紫外線

シミの最大の原因は紫外線です。紫外線には2種類あり、それぞれ肌への影響度が違います。この機会に覚えてしまいましょう！

UVB

日光浴で肌が赤く焼けヒリヒリする。このような肌が赤くなる日焼け（サンバーン）の主な原因となるのがUVBです。

UVA

地表に降り注ぐ紫外線の約９割を占めるのがこのUVA。気付かない間に肌の奥深くまで到達し、長い時間をかけ、じわじわと肌にシミやシワなどの様々な悪影響を及ぼします。

夏にだけ日焼け止めを塗っていればいいと思っていませんか？紫外線量は春からピークを迎えています。特に3月は冬の乾燥で肌が弱っているところに紫外線量が増えてくるので、肌がダメージを受けやすく、シミの原因となりやすいです。

また、晴れの日はもちろん、曇りの日では晴れの日の約50％、雨の日でも30％以上の紫外線量となるので、無防備に浴びてよいレベルではありません。

更に、UVAはガラスやカーテンを通過して肌に悪影響を及ぼしますので、部屋の中にいても車の中にいても注意が必要です。

原因その2 : 女性ホルモンの変化

シミは女性ホルモンの影響も受けます。
特に、更年期・妊娠中は女性ホルモンのバランスが激しく変動しているため、一時的にシミが増えることがあります。

こういったホルモンバランスの乱れによってできてしまうシミの中に「肝斑（かんぱん）」と呼ばれるシミがあります。両側の頬の高い位置にあり、左右対称に点ではなくボヤーっと広がっているのであれば、肝斑である可能性が高いです。

原因その３ : 活性酸素

美容に敏感な方であれば「活性酸素」というキーワードは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

活性酸素とは、私たちが酸素を利用して代謝を行う過程で発生する物質のことで、強い酸化力があり体内に侵入した細菌を殺菌したり、酵素の働きを促進したりする働きがあります。

しかし、ストレスや年齢によって、活性酸素を消去する酵素の働きが弱まってしまい、活性酸素が必要以上に増えてしまうと、健康な細胞までダメージを受け、体内のあらゆる組織が衰え、老化を早めてしまいます。

その結果、肌にハリがなくなりシミやシワなどの原因となってしまうのです。

原因その４ :ニキビ跡や傷、虫刺されなど

ニキビや傷、虫刺され、かぶれ、湿疹、やけどなどの炎症が原因でシミ（色素沈着）が発生することがあります。肌の炎症が刺激となり、肌を守ろうとした結果、色素細胞（メラニン）が活性化してしまいます。

通常であれば、時間の経過と共に自然に消えることが多いですが、紫外線を浴び続けたり、色素細胞が正常に排出されないと、そのままシミとなって残り、消えにくくなる場合もあります。

原因その５：間違った肌のケア

普段何気なく行っているお肌のケア。洗顔やメイクをする際に肌をゴシゴシこすったり、力を入れてフェイスマッサージをしたりしていませんか？こういった誤ったケアで炎症ができ、色素沈着をおこす場合もあります。

また、下着の締め付け部分やウエストまわりやビキニラインの黒ずみも、長期にわたって衣服と肌がこすれた結果、色素沈着になってしまったパターンです。